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Q&A

運用は行わないといけないのでしょうか。
いいえ、絶対ではありません。
「資産運用」というと、リスクのある金融商品に投資をして、大きく殖やすといったイメージがあるかもしれません。しかし、それだけではありません。インフレ(物価上昇)が起こったとき、お金をただ持っているだけではお金の価値が下がってしまうので、運用することで「資産価値を守る」という側面も持っています。そういう意味では、できれば運用は行ないたいところです。
とはいえ、どうしても元本割れの可能性は避けられませんので、家計が耐えられる範囲、性格的に耐えられる範囲に金額を抑えて、無理なく行うことをオススメします。
運用したいと思うのですが、何に投資をしたらいいのか分かりません。
世の中には本当にたくさんの金融商品があふれています。ご質問のように金融商品から「どれがいいかな」と選ぼうとすると、混乱してしまうでしょう。
そうではなく、私たちはみなさんのお金の性格を確認し、その性格に合った金融商品をオススメしています。
たとえば、今後10年以上使わない資金で、リスクがとれそうであれば投資信託などが候補に挙げられます。あるいは5年以内に使う可能性が高ければ安全性を重視して、その中でも高い金利が期待できるものをご提案するといった具合です。
金融商品にご自身の資金の性格を合わせるのではなく、自分に合った金融商品を当てはめることが大切です。
投資金額はいくらから相談できるのですか。
いくらからでも大丈夫です。月1万円の積立からでも、ぜひお声掛けください。まとまった金額でなければ相談できないと躊躇される方もいらっしゃるようですが、まったくそんなことはありません。
ただ、もし投資できる余裕が全くないというのであれば、他の家計の見直しが必要かもしれません。
長期で運用すれば、必ず儲かるのでしょうか。
必ず儲かるということはありません。ただ、長期で運用することで、リスクを軽減させる効果があるといわれています。とはいえ、ご存知のように2009年のリーマンショックではそれまで長期運用していた人でも大きな痛手を被りました。運用の世界に「絶対」はないということですね。
年齢を重ねるとリスクを取れなくなるといいますが、
そう考えると退職金は安全運用すべきなのでしょうか。
そんなことはありません。
運用の基本的な考え方のひとつは、その資金がいつ必要になるかです。退職後の「老後」といっても、軽く10年以上あるのが一般的でしょう。もし受け取られる退職金の一部でも10年以上使わなさそうな分があれば、その分はリスクをとっても差し支えないと考えることができます。
あともう一つが、気持ちのリスク許容度です。リスクを取ってハラハラするくらいなら安全運用の方が精神衛生上いいですから、両方のバランスで運用資金を決められるといいと思います。
さらに金融商品によってもリスクの度合いは様々ですから、商品の組み合わせによってもリスクは調整ができます。
退職金も十分にリスクをとった運用を行うことが可能です。柔軟に検討してみてください。