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安定した運用には分散投資は必修科目

集中投資と分散投資

長期投資すれば痛い目に遭わなくて済むわけではありません。ご存知のように日本の株価はバブル崩壊後20年近く経ってもなお低迷したままです。投資する対象にもポイントがあるのです。

 

何に投資しようか考えると頭が痛くなります。投資対象を選ぶには、どれか一つの資産を選んで投資する「集中投資」と、いくつもの資産を選んで投資する「分散投資」、とがあります。

 

集中投資は、たとえばあなたのお金のほとんどをある新興企業の株に投資するようなものです。うまく行けば大きな利益を上げることができるでしょう。ところが、失敗すると全てのお金を失ってしまうかもしれません。

 

“Don’t put all your eggs in one basket”
「すべての卵を1つの籠に盛るな」

 

とは英語の格言です。卵を1つの籠に入れておくと、その籠を落としてしまえばほとんどの卵が割れてしまうでしょう。大切な資産を1つの投資対象に集中させる危険性を説いています。

 

運用するお金をいくつかの投資対象に分けて投資することで、リスクを分散することができ、大きな損をする確率が減ります。値動きの違う投資対象を組み合わせるほど、効果的にリスクを小さくすることが可能になるのです。ところが、一方で大きなリターンも望めなくなります。ここで重要なポイントは、

 

リターンは投資対象の平均になるが、リスクは平均以下になる

 

ということ。大きなケガをすれば治るのも時間がかかりますし、場合によっては死にいたることもあります。小さなケガにおさえることができれば、回復も早くなります。損をしても小さく抑えることが重要なポイントなのです。上手に分散投資して、大きな損を回避しながら安定したリターンを目指しましょう。