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本当に分散している?
アセットアロケーションとポートフォリオ
たとえばあなたが50種類の投資信託に投資しているとしましょう。これだけの銘柄に投資すれば、分散投資の効果を十分得ることができるでしょうか。
分散投資の効果は値動きの異なる投資対象を組み合わせるほど大きくなります。ということは、トヨタ株や日産株といった値動きの似たものを組み合わせるのでは小さな効果しか得られません。大きな効果を得るには、日本株だけでなく外国株も、株式だけではなく債券も、といったできるだけ値動きの異なるものを組み合わせることです。
日本株や外国株、日本債券、外国債券、といったさまざまな種類の資産を組み合わせることを「アセットアロケーション」といいます。一方で、トヨタ株や日産株といった個別銘柄の組み合せのことを「ポートフォリオ」といいます。

1986年ブリンソンなどによって発表された論文によると、運用のパフォーマンスを決める要因の実に91.5%は「アセットアロケーション」によって決まると分析されました。つまり、たとえ50種類の投資信託に投資したとしても、すべてが日本株に投資する投資信託であれば大きな効果は得られないのですね。あなたも現在の金融資産がどのような資産にどのように配分されているか分析してみましょう。
